『ペーパームーン』マスターが語る素顔の武蔵丸
ほんとは問題になっちゃうから、言えないことばっかりなんだけどなぁ(笑)
とにかく変わんないよね、横綱は。
大関の時と、横綱になってから。そして親方になってからもぜんぜん変わらないよ。
こないだうちの店に横綱が来てくれた時、ちょうどお昼時だったから、他のお客さんも居たんだけど、みんな横綱は可愛い顔してるって言ってたよ。
ほんと可愛いイメージがすごくあるよね。愛嬌があるじゃない!
あ、昔から変わらないって言ったけど、一つだけ変わったのはね、昔は今よりすごくシャイだったよね。ほとんどしゃべらなかった。
でもね、たまにボソボソってしゃべると、そのタイミングが絶妙でね。その間がね。
ちょっとボソボソって言うだけで、みんなプって笑っちゃうんだよね。
横綱のジョークはほんと面白いから、もっと言えば良いのにって言うんだけど、横綱照れるんだよね。おそらく嬉しいんだろうけどね。
面白いねって言うと「当たり前だよ〜」とか言って(笑)
ハワイアンの力士同士でテレビ出てても、みんながガーってしゃべってるのに、横綱の一言か二言だけで、全部おいしいところ持っていっちゃう。
頭もいいなぁと思ったよ。
プライベートの時はけっこうしゃべってたけどね。
女の子にもモテてたし!
今思うといろいろ計算づくだったのかなって思うけど(笑)
とにかく明るいよね。
そして横綱はみんなに優しい。
横綱はファンの方が握手して下さいとか、一緒に写真撮って下さいって来ると、 快く応じてる。
普通のことなんだけど、それが優しく感じるってことは、ほんとはおかしいよね。
普通のことが出来てない人もいるから、余計に親方の優しさを感じる。
横綱の場合はそれ(ファンサービス)が自然と出てくる。差別とかもしないし。
それと、本音で話してくれるっていうのが、相手にとってはすごくいい。
普通だったら、簡単にしゃべれない人達でしょ。それが普通でいいよって言ってくれるしね。
時には、周りの人がハラハラしちゃう時もあったよ。
そんなことまで、話しちゃっていいんですか?みたいに。
それにしても、昔の横綱はほんとしゃべらなかったよ。
まぁ、性格だよね。しゃべりは。タイミングっていうの?
間が悪い人って居るでしょ。タイミングの良さは横綱の持って生まれたものだよ。
そのタイミングの良さが横綱までいった要因の一つだと思うよ。
あとね、稽古を見た後なんかはしゃべれなくなっちゃう。
やっぱり改めて考えてみると、すごい人なんだなぁと思って。
稽古見てる時なんか、自然と思わず正座しちゃうよね。
稽古見たら思うけど、お相撲さんに頑張って下さいなんてとても言えないよ。どう考えても頑張ってるよ。
応援してます!って言うのが一番いいんだよね。
当然、横綱にとって辛い時ってあったと思う。
怪我したって何したって言わないほうだから。普通は言い訳したいでしょ。
リタイヤしてもおかしくない怪我でも、同情されるのが嫌なんだよね。
勝負師なんだよ。
どお?って聞いても「うん。まぁまぁだよ。」って言うくらい。
ここでは相撲の話しはしない。先輩とか師匠なら別だけど、ここに来てくれてる時、プライベートはリラックスしてくれるのが一番。
横綱の若い時から見てきたから、すごく思い出がある。
俺は俺なりにね。すごくあるんだ。
俺もいろんな人と仲良くなったりしたけど、横綱は一番変わらない。
まぁ、太ったっていうのはあるけど、それは俺の口からは言えないけどね(笑)
よく性格は変わらないっていうけど、環境とか一緒にいる人達で変わったりするよね。
でも、ぜんぜん変わらない。
周りの人に気を使わせないっていうのもすごい。
大変な世界だと思うよ。周りの人がたくさん応援してくれるからね。
やたらなことはできないし。その割りにはやたらなことしてるけど(笑)
憎めないタイプだよ。
武蔵丸が10代の終わり頃から通い始めたという『ペーパームーン』。マスターにお話しを伺っていると、聞く耳を立てていた武蔵丸親方から度々ツッコミが入った。
マスターがおもわず、横綱を「大関…」と言ってしまいそうになった時、「今、番付落とそうとしただろ。勝手に落とさないでくれよ。」と。そして、マスターの口から出た、昔の無口キャラはモテる為の計算疑惑については、「俺は美味しいご飯作ってくれるならしゃべるんだよ。作ってくれなきゃしゃべらない。」』と土俵際で辛うじてかわした。最近、横綱のジョークはKONISHIKI化してきているとはマスターの弁。
『ペーパームーン』は2階。親方曰く「地獄の階段。階段を上がれるうちは来るよ。お客さんも少ないから落ち着くし(笑)」
「違うよ。俺がみんなにいつも、ここは笑うところですよってお願いしてるんだよ。」
『ペーパームーン』は親方との遭遇確立も高く、運が良ければマスターと親方の絶妙な間から繰り出される掛け合いも見られるかもしれない。
親方が「ここは別世界。両国とは思えない。」と言う。親方の思い出、歴史、そして青春時代が詰まった素敵なお店『ペーパームーン』
忙しい中でも気さくなマスターと、親方が愛してやまない料理が満足されてくれること請け合い。皆様も是非『ペーパームーン』にて武蔵丸親方が過ごした相撲人生の一端に触れてみてはいかがでしょうか。
ペーパームーン
〒130-0011
東京都墨田区石原2-18-7
クレドハイツリー両国2F
両国駅近く蔵前橋通り沿い
【電 話】 03-3621-1518
【営業時間】
ランチ 11:30〜14:00(ラストオーダー13:30)
ディナー 17:00〜24:00(ラストオーダー23:30)
【定 休 日】 ほとんどなし
【アクセス】 都営大江戸線両国駅A2出口より徒歩8分 総武線両国駅東口より徒歩10分
【座 席】 45席(最大人数 着席時50名 立食時60名)
【チャージ料】 \400









